HONDA gorilla ③
こんにちわー。
ac104です。
引き続き、愛機HONDA gorillaの紹介です。
縁あってこの子に出会い、悪だくみをして手に入れ、そのダメっぷりに絶望するも、気合入れてカスタムし、やっとまともに走れるようになって、わーい、わーい、ってのが前回までのお話です。
↑キャンプ出来ない時でも、せめてデイキャンで外飯を楽しもうとする1枚
いやー、一時はどうなるかと思ったけど、買って良かったなー。(←数日前まで絶望してたくせに)
キャブ一式を交換したおかげで、燃調もあってる感じで、
どかーん、ぱんぱん。
とは言わなくなりました。
アイドリング、どどどどど。
回すと、ぶおぉぉーん。
最高やんなーって、思いながら札幌市内をお散歩していたのですが、
ふと、
この子、何km/h出るんだろ?
↑(メーターはタケガワのLEDマルチメーターが付いてました。
見ずらいケド、タコメーターも付いてます。ハリケーンのコンドルハンドルも付いてました。)
バカな考えが頭をよぎります。
よせばいいのに、ちょっと郊外へ走り、セパハンみたいなコンドルハンドルに体重をかけ、バックドロップ対策をしっかりとって、
いざ、
『無限のかなたへ、さぁ行くぞ』
と、バズライト〇ヤーよろしく、
アクセル、全開!
5000、
6000、
7000、と元気よく、グングンその数字を伸ばします。
お前の力は、まだまだ、
こんなもんじゃないだろぉ。
見せてくれよ、
お前の本当のパワーを!
(言い訳じゃないんですけど、良い訳も無いんですけど、バイク屋の店員に、『ボアアップしても所詮は2馬力』って言われたのが、すごく納得できなかったんですよ。試したくなるじゃないですかぁ。)
メーターの指し示す、速度も、回転数も、大台に達しようとした
その時です。
ハンドルを握る手、
ステップに乗る足、
シートにまたがる尻、
私の全身を
ぬるっ。
っとした感覚がハシリます。
後輪が空転したのか?
なんだ?この ぬるっ。
とした感覚は…。
慌ててアクセルを戻すと、
トラクションが帰ってきました。
(おかえりー)
以後、コーナー立ち上がりでアクセル開けると
ぬるっ。
信号からのスタートで
ぬるっ。
…。
はい。クラッチが滑ってるんですね。
後日、クラッチ開けたら、
しっかり焼け焦げていました。
↑焼き加減はミディアム・レア(^o^)
自分はあほぅだな。
良く考えりゃわかりそうなもんなんですが、本来の力を取り戻した
106ccのパワーを、
ノーマルのシングルクラッチが
耐えられるワケ無いんですよね。
帰ってから、また、
ポチっ!ポチっ!
購入です。
この後、数知れぬ試練に襲われるのですが、
足りなかったのは、私の想像力!
という結論に達します。(も~少し考えろ!)
しかしながら、この段階で、無謀にも往復1,200kmのキャンプツーリングへと出発します。
我慢も足りませんでした。
↑北緯45度のモニュメント前、奥は利尻島、利尻富士。白い恋人のパッケージの山。
まあ、これもやっぱりわかりきった話ですが、
次はブレーキが破綻します。
恐るべし、負の連鎖。
いや、ただの自己責任。
本来のパワーを発揮するエンジン。
それを動力として伝えきるクラッチ。
を手に入れたのだが、
それを抑えきれないブレーキ。
危険極まりない。
ま、その時の私は、今の安倍首相の桜を見る会についての答弁と同じく、
『危険ではありますが、
危なくはありません』
そんな心境でした。
そんなわけで、どんどんカスタム沼にハマって行きます。
時間が無くなってしまったので、この辺で。
ここまで読んで頂いて、ありがとうございます。
したっけ。