降って湧いたソロキャンプ
こんにちわー。
ac104です。
私の人生初のソロキャンプツーリングは、晴天の霹靂(うちのツウの一声)で、突如、行けましたー!そして、返り討ちにされましたー!ってお話でした。
今回のお話は、連日、仕事×仕事でコタコタ疲れて、やっとの事で休みが取れた週末の朝に巡ってきたチャンスから、話が始まります。
↑豊浦町大岸のキャンプ場横にて。
意気揚々、走り回るカブ。積載がテキトー過ぎるw
朝、遅めに目覚めると、嫁と子供達がお出かけ準備をしています。
ac104
『おはよー。なしたん?どっか行くん?』
嫁
『パパは疲れてるでしょうから、子供たちと出掛けてくるわ。』
『夜も遅くなるから外で済ませるから、アンタはテキトーに、ゆっくり過ごしてて。』
ac104
『わかった。つーか、俺の飯は?なんかある?』
嫁
『テキトーに作るなり、買ってくるなり、外で食べるなりして。』
ac104
『んー。どーすっかな。外かー。
めんどくさいなー。』
勿論、
この時私の中での、外は、
外食ではなく
アウトドア飯の事だ。
さっき嫁が言った、
『アンタはテキトーに、ゆっくり過ごしてて。』
ってゆーのは、
『アンタは、テキトーに(走って)、
(キャンプ地で)ゆっくり過ごしてて。』
嫁は、そういう暗号を送っているのだな?
そうとしか聞こえない。
私の言った事はこうだ。
『んー。どーすっかな。外かー。
めんどくさいなー。』
これはすなわち、
『んー。(相棒はTDRかカブか)どーすっかな。外(でキャンプ飯)かー。(黙ってゲリラで出撃すると、帰ってからが)めんどくさいなー。』
こういう事である。www
嫁には、即刻何を考えているか、バレた。
そして一言。
『行きたいんでしょ?キャンプ。
行ってきなさい。ただし、お土産を買ってー…。』
『了解!』
遮るように、食い気味に返事をし、準備掛かった。
チャンスは準備された心に降り立つ
by パスツール
キャンプは準備された休日に旅立つ
by ac104
家族を送り出し、アイリス箱に小物と着替えを放り込み、カブに荷物を括って出発です。
↑メーターは8640km。走るぜー!
↑豊浦町大岸の海岸線。国道海岸によりも海側の道道。めっちゃ気持ちいい道路です。
ライトよーし。ウインカーよーし。ホーンよーし。タイヤよーし。チェーンよーし…。
いつものお出かけ前点検ルーティーンを終え、
問題無ーし。
しゅっぱーつ。
札幌市内から、国道230で中山峠を越えて、内浦湾をぐるーっとまわって行きます。
キャンプ場の視察をしつつ、南下。
途中。電話があり、
謎の声
『お前は何処へ向かっているのだ?』
ac104
『ふっ、知らんさ。風にでも聞いてくれ。』
嫁の声
『心配になるから行先は
言って行きなさいよー!』
ac104
『ごめんなさい。決めて無いけど、道南です。函館周辺です。キャンプ地決まったら連絡します。ごめんなさい。ごめんなさい。』
ふっ、怒られた。
ふう。冗談のわからない奴だ。
教訓。一人旅は、家族に行先を告げて行きましょう。当たり前だな。
ひとまず、なんで南か?
ってっゆーと、前回、東の端っこ行ったし、
乗せる為だけに行ったし、
であれば、
次は南だろう。
そんなもんです。
↑長万部辺りで給油。メーターは8792km。
↑漁港を偵察。奥は駒ケ岳。晴れてて最高です。
↑大沼をぐるっと回る。
↑東大沼キャンプ場。視察。環境最高だ。当然人も多し。
ちょっと考えて、次の候補地へ行くこととする。
湯の沢水辺公園キャンプ場を目指します。
道中、そこら中の看板が、
ヒグマ出没注意。
ヒグマ出没注意。
ヒグマ出没注意。
…。
まあ、ある日森の中で熊さんに出会っちまったら、もう、しょうがないよね。
看板には、〇月〇日、〇時頃、ヒグマ目撃情報有り。
なーんて書いてあるのですが、
これ、一昨日でした。
多分、きっと、その辺にいらっしゃると思われます。
いやだなー。こわいなー。
怪談話より、いやだなー。こわいなー。
ま、他に人もいるし、
ここをキャンプ地とする。
飯食おうと思ったら、羽アリみたいなちっこい飛んでくる虫の大群に襲われて、テントに逃げ込む。
見てください!
テーブルがあります!
下には銀マット!
今見ると、恥ずかしいくらいチープな装備だけど、
テーブルあるだけで、文化的な感じ(?)になるね。
↑テント内から。冷えた夜に、外で飲むコーンスープは最高だ!
この時はまだシェラカップも持ってないから、紙コップw
↑朝のコーヒーがインスタントなことよりも、ツッコむところは
激安テントのポールの細さ!に驚愕の一枚。
↑朝の場内。無料でオートキャンプって凄いよね。さすが北海道。
トイレ良し。水場良し。おまけに熊もいるwさすが北海道。
サクッと撤収。
ゴミ拾いして、今日の宿泊地に一礼。
ありがとうございました。
また来ます!今度は家族で!
スポーツならばグラウンドに、体育館に、道場に。
キャンパーはフィールドに感謝する。
↑帰りの道中。向こうの島みたいのは函館山です。
陸繋砂州で形成された街。
さすが砂州…。
ボケをしてもひとり。
いいねー一人旅。
↑帰りの駒ケ岳。雲が下にある。山裾が素敵。
↑旅の帰りに積載が進化。行きはマットが背中に当たって邪魔だった。
長万部の海岸にて。この後給油。
↑帰りの昼飯。寿都浜中野営場を視察。
道民の味方、ホッカイダーの味方、セコマのホットシェフ。
↑この景色を見ながら昼飯。さいこーだぁ。
↑メーターは9211kmまで伸びた。帰る前に給油。
箱に、思い出と、お土産を詰め込んで、
夕方に無事、帰宅。
家族で車で日帰り温泉へー。
良い、休日であった。
この頃は、チープながらも、装備が整いつつあり、陽のあるうちにキャンプ地でまったりでき、まあまあ、上出来な感じ。
徐々にスキルアップ。
しかし、まあ、
相変わらず、
アホみたいに走ってるが…。
この後、新しいテント、テント、ソロ用タープ、ハンモック、ハンモック用タープ。新しいバーナー、アルコールストーブ、ネイチャーストーブ、ソロ用BBQグリル、クッカーセット、新しいマット、エアマット、コンパクトシュラフ、フリースのシュラフ、ナイフだー、斧だー、なんだー、かんだー、どえらい試行錯誤を繰り返して、今に至っています。w
そして去年あたりから、ブッシュクラフトごっこを始め、装備を削ることに目覚めて行くのです…。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
今回はこの辺で。
したっけ。