弾丸ツーリング。カブ110(JA10)で、ぷち反乱を起こしたお話。
こんにちわー。
ac104です(*'▽')
今回は、カブ110(JA10)購入後、初のロングツーリングへ行った時のお話を書こうと思います。
初めてのソロキャンプツーリングに出かける、前の年のお話です。
当時、カブを手に入れる前までは、ホント、ふらっとその辺をTDRで走って満足していたのです。
まあ、子供も小さいし、仕事も忙しくて休日もままならない生活だったので、諸先輩方のブログを読みながら、いつか、自分もロングツーリングに出かけてみたいな。キャンプしながらあちこちへ行ってみたいな。そんな思いを日々募らせながらも、実行には移すことなく、数年が経過。
まあ、ちょっとした自分の時間を使って、大好きな海を見に行ったり。
↑厚田への道中の海が見える展望駐車場にて。
山の中を、ぷち冒険しに行ったり。
↑当別辺りの林道脇での一枚。メットが当時、使っていたyamaha RBの物ですね。
日本海に沈みゆく太陽を眺め、缶コーヒーを飲み、一服しながら黄昏て。
↑これも厚田辺り。日本海に沈む太陽。
企業戦士の束の間の休息もこれでお終い。
ふっ、明日からも忙しくなるぜ…。
などと、夕陽にカッコつけながら、家に帰れば…
(-_-メ) アンタこんな時間までどこ行ってたの?
Σ(゚Д゚) ひいーっごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
と、まあ、平和な(?)日々を過ごしていました。
TDRのメンテナンスの見積を取っている際に、なぜか、カブを増車するという暴挙に出た背景には、当時読み漁っていたブログがクロスカブで日本一周をしている方のブログであったり、カブでラーツーに行ってるYouTubeの動画を見ていたりしていたので、
旅に出るならカブだな。
と、勝手に思い込んでいたフシがあり、
少しの時間でも、荷物を積んで旅気分を味わえる、
カブ。素敵。(*'▽')
そんな思いがありました。
前置きはこんな感じで、弾丸ツーリングに行ったお話を…
この物語は、細々と生きる、しがないサラリーマンであった私が、ぷち反乱を起こした旅の記録である。
いつものように、週末に飲みに出ていた私は、土曜日の午前中、死んだように眠り、昼前にのんびりと起床。
天気がいいから、少し気晴らしにバイクにでも乗ってきたら?
と、嫁の優しいお言葉。
しかしながら、やさぐれていた私は、
くそう、家でごろごろしてると邪魔なんだな?
望み通り、出かけてやるよ。
(*'▽') ふふ
と、旅の相棒としてゲットした、カブ、JA10にアイリス箱を括り付け、走り出します。
いつもの、厚田辺りの海へ。
↑トンネル脇の旧道部分にて。バイクしか入れない場所。
箱に詰めてきた、ちっこい椅子を出し、缶コーヒー飲みながら海を眺めます。
カブなら、見た目なんて気にしないでホムセン箱を載せておけるし、防寒着でも、コンビニで買った食べ物、飲み物でも、気兼ねなく放り込んで、出したい時にさっと出せて、めっちゃ便利。
ドラえもんの四次元ポケットでも手に入れた気分。
座ってゆっくりしようかな。
てって、てー。
ちっこい椅子ー!
みたいな感じです(笑)
暫し、海を眺めていたのですが、まだ陽が高い。
今日はもう少し、北上してみようか。
↑雄冬岬。白銀の滝にて。
海岸線を走り、滝を見ながらマイナスイオンを浴びて、良い休日だな。
もう少し、北上してみようか。
トコトコと北上です。
憧れた、カブでのトコトコツーリング。
いつもより、ゆったり流れる景色。
はじめて手にした4STバイク。
単気筒の心地よいサウンドと、振動。
終始ニヤニヤが止まりません。
(*'▽')楽しー。これこれ、これが旅だよー。
ある程度走った後、
お、駐車場があるな。ちょっと止まるか。
↑オロロンラインを北上し、ちょっと止まった駐車場。
奥に風車が並んでいるのが見えますでしょうか?
拡大します。
↑風車群。オトンルイ風力発電所…。
もう少し、北上した結果…。
はは。結構きちゃったね。(*'▽')
いや、途中で、そろそろ引き返さないとヤバいなー。
とか、思っていたんですけど、
なんかテンション上がっちゃいましてね(笑)
途中から、なんかもうどーなってもいいや(*'▽')
みたいなノリで。
ここまで来たら、林蔵さんに、ご挨拶に行こう!
そんな思いと、
所説あれど、千載一遇のチャンスで主を討った、
明智光秀もこんな思いだったのか?
などと、歴史に思いを馳せ、バカなことを思いながら、
敵は本能寺に有りー!
と、ばかりに北上して参りました(笑)
気分は謀反を起こした反乱軍です(笑)
(*'▽')あとで怒られてもいいやー
↑北緯45度のモニュメント。奥は利尻島。
うおー、カブでここまで来たぜー!
↑カブとNのモニュメント。
↑後ろにオトンルイ風力発電所の風車群。
そこらじゅうでバシバシ写真撮影しながら、
↑道端に利尻礼文サロベツ国立公園の看板を見つけカシャリ。
北上!
やべぇ、陽が沈む。
↑ノシャップ岬到着。時刻は18:30をまわっている。
ひとまず、ノシャップ岬へ。
↑ノシャップ岬。誰もいない…。
ああ、日没に間に合わなんだ…。
キャンプ場の偵察をしつつ、展望台から稚内を眺め、この後どーするか考えていました。
今から宗谷岬行って、帰ったら4:00くらいには帰れるかな?
いや、その辺のホームセンター行って、テントでも買ってこようかな?
(この時はソロキャンプ道具を一切持っていませんでした。)
ひとまず、嫁に電話しとくか。
嫁
もしもし?今どこにいるの?
ご飯どーするの?何時に帰るの?
ac104
いや、飯は、その辺で食べてくわ…。
嫁
それならもっと早くに連絡しなさいよ!
あんたの分も作っちゃったでしょ!
ac104
ごめん。今から帰ろうかと思うんだけど、
多分、家についたら朝になると思う。
嫁
はあぁ?あんた今どこにいるの?
ac104
わっかない。…です…。
嫁
はあぁ?わからないの?
どこほっつき歩いてるのよ?
ac104
いや、わからない、
じゃなくて、稚内。
(*'▽')えへ。
嫁
…。
…バカなの?
ac104
はい。ごめんなさい。なんか、ノリでつい…
嫁
もう、その辺で泊まって、明日にでも帰って来なさい。
ac104
え?いいの?(*'▽')やったぁ
嫁
そんなとこから、夜通し走って帰ってこられても、心配するでしょ!
もう、いいから、泊まって来なさい。
でも、着替えも、ケータイの充電器も何も持って無いでしょ?大丈夫なの?
ac104
大丈夫!全部持ってきたから(*'▽')
カブの箱にお泊りセット詰めてきたのー(*'▽')
こんなこともあろうかとー(*'▽')
用意いいでしょー(*'▽')
嫁
あんた…それ。
確信犯でしょう!
この後、暫く怒られました(笑)
が、どうせなら、楽しんで帰って来なさい!
お土産は忘れずに!
との、優しい(?)お言葉を嫁に頂き、
我が反乱軍は大儀名分を得て、
正規軍となるのでした。
(*'▽')許可を得た!いえーい!
そんなわけで、稚内のホテルで一泊。
温泉、露天風呂を堪能し、
家族へのお土産をカブの箱に詰め込んで、
翌日。
いざ、宗谷岬へ。
↑日本最北端の地。響きがいいよね。
あいにくの空模様ですが、心はめっちゃ晴れ!
↑何となく林蔵さん、箱、最北端の地碑を収める。
林蔵さん!お久です!
乗って乗ってー(*'▽')
↑カブの荷台に乗って頂く。
詳細はコチラで(笑)
↓↓↓
さあ、後ろの展望台も行きますか。
↑宗谷岬の駐車場から。
サハリンが見えないが、この海の向こうにあるのだ。
↑高台より。左端っこに日本最北端の地モニュメント。
道北を満喫して、帰ります。
↑北竜町の道の駅の門
帰り、家に着いたのは、なんだかんだ22:00をまわり、嫁には怒られるというより、呆れられ(笑)
楽しい弾丸ツーリングは終わりました(*'▽')
帰りにも、いろいろエピソードがあるのですが、また、機会があれば、別記事で書こうと思います。
ひとまず、こんなバカを許してくれる、嫁に感謝。
と、書いておく。
今年もどっか行きますんで、宜しくー(*'▽')えへ
無計画の適当な行き当たりばったり旅。
楽しんだよなー。
皆さんはどうでしょう?
(*'▽')私だけでしょうか?はは。
ここまで読んで頂きまして、ありがとうございます。
したっけ。