ソロキャンプで、ひとり、泣いた話。
こんにちわー。
ac104です(*'▽')
今回のお話は、カブで2泊3日のソロキャンプツーリングに行った、2泊目のキャンプ場でひとり、ぼろぼろ泣いてしまったお話です。
タイトルがアレですが…お気に入りのキャンプ場を紹介しつつ、いつものカンジで書いていきますので、気楽にお読みください(*'▽')よろしくですー
今回のお話の舞台となったキャンプ場はここです。
↑中札内川園地キャンプ場。朝の様子。
前の記事で書きました、勇者専用キャンプ場(?)オロマップキャンプ場を出発した私は、牧場の風景や、馬を眺めたり、自然の風景を堪能しつつ、国道236号線の天馬街道を快走し、中札内村へとやってきました。
↑天馬街道の看板と共にカブを。
天気も最高!気分も最高!
今回は、嫁様の許可もバッチリ頂いての出撃でしたので、楽しくて楽しくて。
(*'▽')2泊3日OKですよ。ちょっと信じられませんよ。これは夢じゃなかろうかー。
なんで、そんなに簡単に許可が下りたのかって?
当時、勤めていた会社の業務で、この数日前辺りまで、一ヶ月ほどの長期出張がありましてね。
ほぼ休み無しで働いていたわけですよ。
無事に任務を果たし、出張から帰ってから会社に対して、
おい、ちょっと休ませろ。
と。
いい加減にしないと
さすがに、暴れるぞ。
と、交渉をしましてね(笑)
(*'▽')交渉?恫喝?(笑)
いやー、気持ち良く休みを頂きましたよ。
休暇を取った私は、まず、土日に子供達をルスツリゾート(遊園地)へ連れて行き、家族サービスに徹しました。
久々の家族の時間を満喫。
以後は平日の休みなので、子供達は学校に行っています。
オレはその平日でキャンプツーリングに行く!行くと言ったら行くのだ!と、息巻いていましたら、あっさりと、
いってらっしゃい。
行って、英気を養ってきなさい。
と、嫁に言って貰いましてね。
(*'▽')おお、できた嫁じゃないかー。ありがとー。
まー、これだけ家に居ない生活をしていたら、
あと2、3日居なかったってどってことないですよね(笑)
そんな感じでこのキャンプツーリングは始まっていたのであります。
さて、日高の山を堪能すべく、選定したキャンプ場がここです。
↑中札内川園地キャンプ場
中札内村で買い出しをして、キャンプ場へ向かいます。
着いたらサクッと設営し、晩飯準備。焚火の準備。
↑今日のラインナップ。肉は値引きの肉(笑)
飯を食ったら、ボケーっと焚火の世話をしながら、まったり過ごします。
↑この時、初めて焚火をしました。
ちょっと寒いなー。気温は8℃くらいです。
温まるモノを食おう。
↑スーパーで買ったキムチ鍋のセット。手抜き(笑)
ウィスキーをちびちびとやりながら、焚火にあたって、鍋を食う。
(*'▽')寒いケド、これがまた最高なんでよねー
真っ暗で、静まり返ったキャンプ場。
時折、焚火の爆ぜる、
パチっ!
バチっ!
って音だけが、聞こえます。
ゆっくりとした時間が流れます。
火の粉が、ふーっと、空に向かって上昇をして、
ふっと、火の粉の明かりが消えていきます。
火の粉を目で追いながら、空を見上げます。
見上げると、雲間から、月が顔を出しました。
ぼーっと眺めます。
昔話ですが、私が小学生だった頃、夏休みに、父とここのキャンプ場へキャンプに来る約束をしていましてね。
それが夏休み直前になって、父の仕事の都合で、その約束は果たされませんでした。
このキャンプツーリングに来る、数年前に、父は他界しました。
子供の頃、父と一緒に来るはずだったキャンプ場に、ひとりで、来ました。
今なら、自分も当時の父と同じような立場で、必死になって働いているので、致し方なかったことは、わかります。
でも、子供だった私は父を責めましてねー。
嘘つき!嘘つき!約束したじゃんか!
ってね。
そのキャンプ場に、今、ひとりで来たよ。
あの時、一緒に来られなかったけどさ。
父がいて、私は子供でした。
私にも子供が生まれ、私も親になりました。
私は子供であり、同時に親でもありました。
父が他界した今では、私はもう、子供では無く、
親であるだけ、なのだと思いました。
親父ぃ、今そっちで見てるのかどうだかはわからないけど、まぁ、オレもこの歳になって、いろいろ見えてきたものもあるし、親として、男として、踏ん張らなきゃいけない時だなぁと思うよ。
しんどいケド、まあ、評価もされてる。
仕事は順調さ。心配いらねぇよ。
子供達も、すくすく育っているよ。
オレは、次にここへ来るときは家族を連れてくるからな!
あの時、一緒に来ることは出来なかったケドさ。親父は連れてきてくれなかったけどさ。
文句も言うが、これも供養だろ。
そんなこと思いながら見ていた空は、
雲が一気にいなくなっちゃいましてね。
月と星でいっぱいになったんです。
この写真撮ったら、もう、ぼろぼろと泣いてましてね。
生意気言うようになったじゃねぇか。
でも、まぁ、それでいいんだよ。
頑張れよ。
急に空が開けて、見えてきた月や星を見ていると、
そんな風に、親父に言われたような気がして、
空、月、星達を見上げながら、暫く、涙が止まりませんでした。
翌日、天気も良くて、すっきりと目覚めました。
泣いたらすっきりしてることありません?
撤収して、キャンプ地にお礼を言って、出発です。
ありがとうございました。楽しい一泊でした。
次は、家族で来ますので、宜しく。
↑キャンプ場からすぐの、ピョウタンの滝。
次は、子供達を、家族を連れて、ここに来よう。
そんな思いを胸に、帰りは十勝平野を眺めつつ、帰路へ。
↑展望台からの十勝平野。
最高な天気。
最高な景色。
↑旅してますって感じのカブが好きでした。
帰ってからは、また、仕事に忙殺される日々に戻ります。
当時の会社を退職して、新しく立ち上げた会社の役員に就任するのは、この少し後のお話。
その話は、また、機会があれば、書こうかなー。
そして、翌年の夏になりますが、ここでファミキャンをしました。
夜は、子供達に昔話を聞かせて。
翌日は、おもいっきり川遊びをして過ごしました。
私の、子供達との思い出も出来ました。
私にとって、ソロキャンプツーリングは、身近に自然を感じられる遊びの手段であったり、旅先での新たな出会いのきっかけがあったり、単純にバイクの運転が楽しかったり、キャンプ地で食べるご飯が美味しかったり、酒が美味しかったり、いろいろな要素が詰まった時間。
ゆっくり流れる時間を贅沢に使って、過ごす時間。
なにより、自分と語り合える、自分を見つめなおして、向き合える。
そんな時間だな、と、思っています。
(*'▽')ブログを書くのも良いもんだー
また、煮詰まったら、出かけます(笑)
ちっこいバイクに、ちょこっとのキャンプギアを持って。
この時間は、ただひとりの男になって、
自然と自分と、向き合う時間。
だから、ソロキャンプツーリングはやめられない。
単純に楽しいのですがね。
春から野遊びに行く、くどくどした言い訳です(笑)
駄文、長文、失礼。
ここまで読んで頂きまして、ありがとうございます。
したっけ。