ソロキャンプツーリング カム トゥルー。
こんにちわー。
ac104です。
前回のソロキャンプ プロローグを経て、
遂に念願の初ソロキャンプ
ツーリングへ出撃した次第。
↑日本 本土最東端納沙布岬 モニュメント 四島の架け橋をバックに。
この当時はスーパーカブ110 JA10 が相棒でした。
4年前の7月某日。
はやる気持ちを抑えつつ、出発前にはしっかりと、
ライトよーし。ウインカーよーし。ホーンよーし。タイヤよーし。チェーンよーし…。
車体のチェックもバッチリと。
謎のテントと
5年越しの思いを
携えて、いざ、しゅっぱーつ!
針路は東へ!ヨーソロー!(夕日が西に沈む前にー)
2泊3日の、ささやかな自由への旅が始まります。
↑前日夜に、ガソリン満タン。準備万端。メーター5,996km
10:00頃に自宅を出発。
(この時点で遅い気がするよ。イヤな予感がするよ。)
ざっくりとした走行予定はこうです。↓
札幌市から国道274号で東へ向かい、夕張市を抜け、日勝峠を超えて国道38号へ。
そのまま十勝平野を横断し、幕別町から白糠町へ抜けて太平洋を右に眺めつつ、釧路市を抜ける。
釧路市内で国道44号に乗り、更に東へ。
ここで時間に余裕があれば、厚岸町からは敢えて国道から外れ、厚岸湾を橋で渡ってそのまま道道123別海厚岸線で浜中町は霧多布を目指す!
走り慣れた、思い出深いルート。
初日は、大好きな霧多布岬キャンプ場。
ここをキャンプ地とする!
(これをめっちゃ言いたかったw)
ここでは時間的に微妙かもしれないが、可能であれば霧多布温泉ゆうゆにて、ひとっ風呂浴びて汗を流して、疲れも癒して、明日に備えて寝るのだ。
後のルート、キャンプ地は天気と相談。
キャンプ場の朝を満喫するも良し、早く目覚めたなら、納沙布~野付~羅臼だ。
この時はなーんも考えんと、のーんきに19:00くらいには着くだろうと考えていました。
↑13:20頃 日勝峠に入る前に給油 メーター6,161km
ここから、霧多布までは、ざっくり250km。
まあ、あと5時間くらいかな?
カブも俺も絶好調!楽しーなー!
このまま、今日は家へ引き返すことなく、もっと遠くへ行けるんだー!
俺は自由だー!
ライダース・ハイ?とでも言うのでしょうか?どこまでも行ける。
そんな気がしていました。
↑白糠町辺りで給油。18:00前くらい。 すでにスタンドは照明が点いています。
↑道の駅 白糠恋問の裏。恋問海岸。写真右の木には恋問海岸と(なんか怖い書体で)うっすら見えると思います。左の海岸の先は、晴れていれば釧路の街が望めます。いいとこです。好きな場所の一つです。でも、陽が落ちてから行くものではありません。怖いです。
えーっとですね。この上の写真の時点で18:40頃です。
はい。暗いです。いくら7月でも、もう日が沈みます。
あれ?なんかマズくね?
この後、釧路市内のスーパーの駐車場で、
いそいそと一人作戦会議です。
私の中では、このまま真っ暗闇でも
突っ走ろうぜ!ってゆー自分と、
いやいや、15の夜じゃあるまいし、
夜のトバリの中へ走っていくのは
あぶねーよ、無理はするな。
ってゆー、二人が言い合っています。
↑初志貫徹するなら、夜のトバリの中へ霧多布ルート。あと83km。
↑変更案。無理せず、キトウシ野営場を目指すルート。あと19km。
しかし、ここの野営場に行ったことは無い。
現在時刻は19:30。
地味にもう真っ暗け。
こういう時は、無理をしない。
もう迷うことなく、変更する。
これは逃げるのではないのだ。
誰もお前を責めたりはしないさ。
英断だ。
謎の言い訳をしつつも、
そうと決めれば、あとは今夜の一人飯の買い出しだ。
人生初のソロキャンプ飯!
もうこの時は、計画にあった、風呂入りてぇってゆー欲求は無かったですね。
キャンプ地に行って、
食って、飲んで、寝たい。
ただそれだけ。
(仕事の悩みも、日常の煩わしさもここには無い)
食って、飲んで、寝たいだけの
魔物と化した私は、
わさわさと買い出しをし、一心不乱にキャンプ地を目指します。
夜の市街地を、見学する事も無く走り抜ける
一台の原付2種バイク。
たとえテントと箱を積んでいても、
ナンバー見なけりゃ、地元民であるかの如く
その土地に馴染んでしまう
スーパーカブ。(素敵)
釧路市民の目には、ああ、彼は
急ぎの配達があるのね。
くらいにしか映らなかったであろう。
(めっちゃ安全運転に徹していますのでご安心を。)
順調にキャンプ地が近づく中、ここで一つの問題が…。
街灯なんか一つもなくて、前後に一台も車がいない真っ暗闇の
道道142号から、キトウシ野営場の
この入口を見つけなければならない。
ああ、ソロキャンプの入口って、
こうゆう事なんだな。
ちがう意味でハードル高けぇわ。
教訓。キャンプ地入りは、陽のあるウチが望ましい。
そのため、無理のない走行計画を立てましょう。
(普通の事ですね。)
そして、入り口分岐から
さらに1km程度
真っ暗闇のダート。
そして着いたら
そこからテント設営…。
私の心の声は、もう、
なにコレ、めっちゃ楽しい!
(だから変態。)
冒険家みたいやん!
えー、何やらまぢで私が変な奴と思われそうなので、
ここで一旦区切りますw
次は、ソロキャンプ初めての夜(怪しすぎ…)
から続けます。
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
したっけ。