ちっこいバイクでキャンプに行く!

HONDAのgorillaとYAMAHAのTDR125でキャンプに行くブログ

愛車と迎える、初めての夜。

こんにちわー。

ac104です。
 
前回迄は、5年越しの思いをコレでもかと、爆発させて、ひたすら北海道を横断的に、札幌から東へ東へと相棒のカブを走らせ、どこまでも行けるぜー!ライダースハイ!などとのたまっていたクセに結局は予定キャンプ地を変更して、少し近くで落ち着こうとしていたお話しでした。
 
 
選んだキャンプ地は、
キトウシ野営場。
 

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↑翌日の写真です。

 
 
私は、ココに至るまでの5年。キャンプ情報の収集はひたすらにやっていたと自負していました。
 
その情報によれば、ここは、
『ファミリー層の利用は少なく、上級者向け。
初心者の単独利用は控えた方が良い。
『断崖の上に位置し、周囲は原生林。』
『天候に恵まれると、絶景が望めるが、の日が多い。』
そーゆートコらしい。
 
私は、初心者どころかガチで
初ソロキャンプ。
しかし、心はイッパシの旅の男。
『ふふ。いきなり上級者に挑んでやるぜ』
って、息巻いて乗り込みます。
 
 
キャンプ場の入り口を無事に発見し、
ダート道もカブに華麗なスタンディングライドでクリアし、
 
冒険家みたい!
 
などと、テンションアゲアゲで、
森を抜けたその先は…。
 
 
 
しーん…。
 
 
 
っと、静まり返っておりました。
先客は、ざっと奥までカブで一周してみたところ、
単車4台、車3台。
晩飯など、とっくのとうに済ませ、まったりしてる方、
すでにテント内で明かりをつけてくつろいでいる方、
すでに就寝中と思われる方。
 
 
 
『さ、流石、上級者…。』
 
 
 
時間は20時をまわった頃でしたでしょうか。
あれ?まだ宴会の時間は
これからなんじゃないの?』
 
こんな時間じゃ、ウチのチビ達だって
寝る時間じゃないよ?
 
キャンプ場内を一周する間、
市街地にあれほど溶け込んだカブが、浮いてます。
『モリワキ。頼む、静かにしてくれ。』
大好きなマフラーの排気音のせいにします。
  

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↑大好きなモリワキ。夜は静かにしようね。

早くエンジン切らなきゃ。
テント張るとこ決めなきゃ。
『あわわわわ。なんか俺、場違い。』
 
 
結局、キャンプ場入り口側まで引き返し、
すごーく周りと距離を取って、設営します。
 (さすがに、空気読みますさw)
 
 
しかし、気持ちで負けてはならないと思い、
てきぱき、てきぱき、設営します。
多分、テント早張り選手権なんてもんがあれば、
上位入賞間違いない速度だったと思います。
お、あいつ出来るな。
 って、せめて思われたい!
 
 
 
なんだか疲れた。星も見えないし、
とっととテントでご飯食べて寝よう。
 
 
 
 
初めて張った例の激安テントは、もう一言で言って
最高でした!
なんだこの安心感。
 
布切れ一枚でこんな
安心感を得られるとは!
 
 
 
 初めての俺専用テントで、
再び上がるテンションを抑えつつ、
ソロキャンプ飯!
 

f:id:ac104:20200207125902j:plain 『!?』

 
なんだこれ。出張で疲れて、繁華街で飯食う気力もない時の、ホテルの部屋で食う飯と、大差ないやん!
 
でもまあ、スゲー美味しく
感じるから不思議だ。
ビールなんて、プレモルぜW
 
 …。
 
 
 
 初めて、キャンプの様子をブログ化するにあたりまして、
この絵はちょっと悲しい背景がありますので、そこをちょっと書いておきます。
出発から釧路市街地を抜ける道中の記録に、アレ?何か、大事な事が抜けて無い?
当ブログをお読み頂いております諸兄におかれましては、もうお気付きの方もおられるかも知れませんが、
 
はい。
 
私朝から何も口にしておりませんでした。
 
 
そんなん知るかーい、というツッコミもあるでしょうが、当時のカブの給油時メーターまでコマメに写真を撮りつつ、グルメ、観光的なモノが無い。
 
 
何故か?
 
 
食べていないものは記録しようがない。
 
 
いや、諸先輩方のブログ見て、ウマそーなアウトドア飯や、
道中フラッと寄ったご飯やさんか何かで、
こんなん食べました!うまし!的な写真にすごく憧れてたんですよ。
 

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コレはナニ?(2度も出すな、恥ずかしい。)
 
そして、私のこの時の装備品は、
テント。
箱の中に、
着替え、タオル、防寒着。
 出張セットポーチ(歯ブラシ、髭剃り等)
LEDのミニ電気スタンド、ちっこい椅子。
ケータイ充電用にモバイルバッテリー。
寝袋。ガスバーナとコッヘルセット。
水筒。
 
テーブル、有りません。
グランドシート、有りません。
マット、有りません。
 
マジで、テントと寝袋だけで
ソロキャンに来ました。
『旅の夜に、他に必要なものあるのかよ』
 
って思っていましたが、大ありだ。
その後、快適を求めて、キャンプ道具沼にはまっていくのは、もう少し先のお話。
 
この後、楽しい夕食を済ませた私は、謎の生物の鳴き声(鳥?鹿?)におびえながらも、明日のキャンプツーリングの続きを楽しみに、泥のように眠ります。
 
 
だめだ。長くなるw
今日はこの辺で。
次は、初めて迎えた朝。
 
『始まりはいつも雨。』
(お察しください。)
を、書こうと思います。
 
 
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したっけ。
 
 
 
 
 
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